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サッカー漫画「アオアシ」のすゝめ

オーレ俺オレオレッ!

俺はサッカーはやるのも、見るのも好きじゃない!

しかし、ダイジェスト映像と漫画は大好きさ!

そんな訳で、個人的に今一番アツいサッカー漫画「アオアシ」を熱烈にアッピールしたい! ちょっと前にマンガ大賞4位になったので、知ってる人はスルーしてほしい!

アオアシは、小林有吾氏による日本の漫画作品で、取材・原案協力はスポーツライターの上野直彦氏が担当している。小学館のビッグコミックスピリッツで連載中だが、コミック派の俺は一度も読んだことない。コミックは16巻まで発売している。ああ、次の巻が読みたい。

 

とにかくやべー漫画だ。毎試合、毎試合、スラムダンクの山王戦がずっと続くみたいだ。俺の涙と鼻水と汗が止まらない。夜勤でもう限界だ……ってときに、名シーンを呼び起こせば、ぱっと眠気が遠のく。

 

あらすじ。

愛媛県の田舎で、特別な才能を持っているが、その才能を活かす技術・理論を持たない少年青井葦人は、東京のクラブユースの監督にして、怪我により引退した元天才プレイヤー福田達也に見出される。兄と母の家族と、我の強い自分をのびのびとプレイさせてくれる地元の仲間達と別れ、プロを志して東京へ。

タイトルのアオアシは、主人公の人と「人間とは考える葦である」というパンセの言葉から、まだ老成していない青い葦をかけてあると思われる。また、サッカー日本代表のテーマカラーも連想する。

 

何が凄いかと言うと、普通スポーツ漫画のモチベーション、到達点とは、勝利である。優勝である。プロになることである。アオアシはちょっと違って、凄い選手になること、強いチームになることである。勝利や優勝はその副産物なのだ。

たぶん、普通のサッカー漫画で一番気持ちの良いシーンというのは、ゴールシーンである。アオアシでは、出来なかったことが出来た時、突破口を見出した時、チームが連動した時である。プレイヤーとチームの成長が、すごく嬉しいのだ。

アオアシでは、なにか障壁があったとき、すごく考える。その突破口は生まれ持ったセンスや才能ではない。一人の圧倒的な能力を持つ天才プレイヤーが無双する漫画ではない。サッカーのすべてのポジションに光の当たる稀有な漫画だと思う。

 

野球のイチロー選手が引退した時、野球は本来頭使わないとできない競技だが、今はそうじゃなくなってきている、的なことを言っていた。競技は違うけれど、監督やコーチが「こうしろ」と言って、それをそのまま実行するのが今の選手ということなんだろうな、とこの漫画を読んでいて思った。

 

劇中で一番好きなキャラは大友栄作である。女性キャラは見た目は橘 都である。ツリメ、褐色肌、腹筋割れ萌。

 

アオアシ 1 (ビッグコミックス)

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