スターオーシャンやヴァルキリープロファイルなどを開発したトライエースによるパーティー銃撃戦RPG「エンドオブエタニティ」を送料込み500円で買いました……いえ、買ってました。来月に発売されるリマスター発表前に購入。
ゼノブレイド2黄金の国イーラまで繋ぎとして購入しましたが、あまり時間がとれずにプレイ時間は3時間ほどしかプレイできていません。
8年前くらいの作品なので、いろいろと古臭い部分があります。映像についてはリマスター化でキレイになると思いますが、システムやストーリーテリング(物語導入・チュートリアル含む)の部分で結構なとっつきにくさがあります。リマスターなんで期待できないかもしれませんが、なんらかの改善・刷新されている部分があると嬉しいですね。
高度に発達した世界ですが、環境汚染などにより疲弊しつつあり、ひとつの環境維持機械に頼り切っている状態です。既述ですが、ストーリー導入が荒々しく、オープニングデモから主人公の登場まで、何度も「誰だよ、オメーはよ」と思わずにいられませんでした。キャラクターに感情移入できないままに話が進み、チュートリアルがない状態で、面白いが難解とされる戦闘に突入する可能性があります(解説される闘技場までにフィールドランダムエンカウントする可能性あり)。
いやはや2000年以降のRPGで「操作がわからず一度も攻撃できずにゲームオーバーになる」なんてなかなかできないレアな体験ですよ。
戦闘システムは、これぞJPRGという感じの「俺に命令させろ」のパーティー戦です。海外RPGがハードの制約がなくなり、ターン制を捨ててリアル指向でアクション性を高め、仲間はAI行動という方式をとる一方で、JRPGの特徴はあくまでゲームとしての面白さを追求して、戦闘は凝ったギミックやメタファー、謎ルールを多様しているところだと思います。
基本的なシステムとしては、銃を構えて攻撃するまでにはゲージを貯める必要があり、その間は時間が流れるので、敵が攻撃してくる可能性があります。この間のウェイトが銃なのに遠いと遅くなり、近いと貯まるのがはやいという謎の物理が働きます。
主な攻撃手段としてハンドガンとマシンガンがあり、マシンガンはなぜか敵の防御力しか攻撃できないというのがこの世界のルールです。
画面下にあるゲージを消費して、バトルフィールドの端から端を駆け抜けて連続攻撃することができます。かなり爽快です。
この際、味方の間を駆け抜けるとポイントが貯まり、3人分貯まると更に上位の全員で連続攻撃が出来ます。
しかし、ゲージを使いすぎると今度はピンチになるので、序盤はゲージが3つしかないので地味めな戦闘になります。
その他、サブ武器や部位破壊、リーダーなど様々な要素があるので、RPGにおいて戦闘よりもストーリーが大事って人にはあまりオススメできるタイトルではないかもしれません。
長期戦を見越して、マシンガン使いを先行して操作し、防御力を削る。短期決戦でリーダーを狙う。いろいろな戦い方があります。
世界環境が独特で、オーバーテクノロジーの塔が舞台なのですが、建築やファッションは古典的でスチームパンクのような感じ。
フィールドは昔の真・女神転生1あたりを彷彿するくウォータビューでキャラシンボルを動かします。
敵やイベントで手に入れるアイテムで、マス目をひとつひとつ開放して進みます。
独特ですが、一本道ストーリーによくある不条理な交通規制と同時に、マス目を一つ一つ潰していくコレクション要素があります。
古いゲームであるせいか、モーションがもさいです。
どうもモーションキャプチャーしたものを加工もせずに使っているようで、動作の動き出しなどにもたつきがあり、超人的な動きとギャップがあって、かっこ悪く感じてしまいました。三枚目スタイリッシュアクション。
勝利ポーズとかやばい。
ヒロインのリーンベルが結構良いらしいです。
いきなり3年後で髪の色変わって「誰だよ、おめーはよ」って思っちゃった。
そう言えば、このゲームやろうと思ったのって、FF15がパーティーメンバー全員男でつまらんって感想に対して、エンドオブエタニティはパンツ盛大に見せてくれるぜってコメント見たからだった。
……まだ見てない!
リマスター版(PS4/Steam)の発売は10月18日発売。
PS3版が500円で購入できる(できた)ので、特に追加要素がなければ、できるだけお金をかけずにプレイできます。
End of Eternity (エンド オブ エタニティ) - PS3
- 出版社/メーカー: セガ
- 発売日: 2010/01/28
- メディア: Video Game
- 購入: 12人 クリック: 233回
- この商品を含むブログ (45件) を見る