ワンフェス2017冬の販売品その3。
衝撃のファイナルモアミートと同時に販売された、ネオジャパンの鬼ヘッドバーションです。1期の鬼桜が2015年のワンフェス冬でした。続く2期がメディコムトイで受注販売された鬼椿。この時、自分はメディコム断ちをしていたので、オーダーしませんでした。いつか手に出来る日を夢見て……しかし、それからなかなか出てこなくて、今回が3期目です。
確かマスク数が半端なくて、仕上げるのになかなか骨の折れるというのを、レストアさんの公式サイトで読んだのですが、実物目にして納得しました。見ればわかります。この素晴らしい仕事に思わず、目が熱くなりました。
正直なところ、ワンフェスの時は、レストアさんの新作の発表が楽しみにな反面、ゲンナリとした気持ちにもなります。そうです、転売目的のゲスな連中のせいで……あまりにもネットオークションに出品数が多いのです。中にはワンフェス開幕前に全ラインナップを出品する人もいます(なんなの? 入手確約されてるくらいお得意様なの???)。現地に行けないコレクターからすると、助けにはなってるんでしょうけど……。僕自身、友人に譲って貰って手にしている手前、同じ穴のムジナなのかも知れない。それでも、コレだけはいえます。
この仕事を見て、感動せずに脳裏で電卓叩くような人は、すごく勿体無いことしてる。どこか満たされないままの一生なんじゃないかな。まともな感性あれば、例えオモチャに興味なくたって、これは凄いって思うはずだもの。
成型色は黒と紫です。いいですか、黒と紫です!
パーツ分けは、頭部、胴体、右腕、左腕、腰、右足、左脚が紫成型で、胸のマーク、右手、左手が黒成形の計10パーツと思われます。
全高約21センチ。
通常ヘッドのネオジャパンと並べて。
当然ながら、頭部以外はネオジャパンと共通。
ネオジャパンはトイジャンキー岡田氏(57歳)の頭部を鬼の体に移植したヒーローなのですが、鬼ヘッドはヒーロー物でいうヘルメット的な感じなのか、それとも元となった鬼の本来の姿なのか。この設定って言及されていましたっけ?
鬼ヘッドには背中の鬼の包丁は付属せず。「暴走モード」のような感じで、武器を使う理性を失ってしまうのか。
うーん、これはヤバイでしょ!
胴体の塗装工程は、緑、黒、黄色、金、青の順でしょうか。頭部はそれに加えて赤が使われています。ただ色数が多いだけではなく、素晴らしい精度。
頭部の原型には、レジンで作成されたデブリスジャパンの頭部骨格が使われています。
眼球は蜘蛛を彷彿とします。
中央の赤い部分がガバッと開きそうな感じ。
角や歯、胸の部分に入った金色の塗装の縁に青色。
これどうやって色を入れたんでしょう???
背中。
足の裏まで抜かりなし。
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