モデルガン「留之助ブラスターPRO」のミニチュア版の組立キット(ガレージキット)となります。フィギュアとのバランスを考えて1/5スケールとなっていますが、12インチフィギュア(1/6スケール)に持たせると丁度良い感じです。
とある映画に登場する架空の銃がモチーフです。このような書き方になったのは、ブラスター単体をプロップレプリカとして販売すると著作権上グレーなのですが、商品名に映画のタイトルを入れると著作権申請が必要という奇妙な状況にあるようで一応配慮してみた次第です。
理由としては、映画に登場するブラスターが、急造品で実体が不明確なため、デザインそのもので版権侵害を訴えるのが難しいそうです(……と言うけど、商業規模的にも無視していいレベルだから、というのが実際のところだと個人的には思ってます)。ワンフェスで当日版権なしで、ブラスターが販売されるのはこういうカラクリみたい。
しかし、続編が日本では2017年に公開されると発表されて、今後状況はちょっと変わるかもしれません。前回、最終バッチとされていた再販でしたが、今回三度目の販売がされたのは、そういう理由があったのでしょうか?
追記:留之助ブラスターPROは、続編映画の劇中使用プロップとして採用されているとのこと。
http://tenshu53.exblog.jp/23383849/
サイズは約5センチ×約3センチ、レジン製となっています。原型(3Dモデリング)は、ワンフェスなどで507さんと合同出展されているRocketさん。
参照:ロケットケンキュウシツ
箱はフルスケールの留之助ブラスターPROの箱をそのままサイズダウンしたものとなってます。この箱ひとつとっても、よい仕事。パッケージアートはジェイコブ・シュテルモーセさん。
中身は、本体、レーザーサイト、グリップパネル×2の計4パーツです。
グリップパネルは琥珀色の透明レジン製。
湯口など端面処理は必要ですが、プラモデルが作れる人だったら組立可能かと思います。初めてのガレージキットに丁度良いかもしれませんね。
2個買っちゃいました。
レジン製のガレージキットには、型から容易に取り出せるように剥離剤が塗布されています。塗装も考えている場合、これのせいで塗料が乗らない場合があるので、お湯+中性洗剤で綺麗にします。
水気を取ります。
塗装のイメージを膨らませます。
レーザーサイトを取り付ける穴が少し心許ない感じがしたので、ピンバイスで広げます。
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銃口は埋まっているので、ここも穴を開けてみます(個人の自由)。
自己満足です。
銃把のフレームも肉抜きしました。
柔らかいので、パキッと折れなかったですが、注意して。
適当に2パターン。
塗装は、重厚塗装と簡単塗装の2パターンで仕上げました。
ハリソン・フォードのフィギュアないので、この二人に持ってもらいました。付属の銃よりきっちり保持することができます・苦笑。
フルスケールの留之助ブラスターPROは、価格も作りに見合ったもので、僕には手が出せませんでした。
留之助ブラスターnanoは、前述のとおりに販売終了していて落胆しておりましたので、今回の再販は嬉しかったですね。一つは保存用のつもりで2つ購入しましたが、2つとも完成させてしましました。塗装しなくても十分な、非常に精巧な作りをしていますので、もう一個買っておけば良かったかもしれません。
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