謎が謎を呼ぶ! 正体不明の見た目は大人、頭脳は子供の哀愁で体臭で包まれた忍者集団ワゴムトイズのデビュー作の登場ですw
fancyをウィキペディア先生で調べると以下のとおり。
ファンシー(Fancy)とは以下のような意味を指す言葉。
個人的には2と3の意味を強く感じ、セット販売なのにどれも世界観を共通しない尖った作品となっております。
僕も玩具を集めだして5年が立ち、作家さんや作品に関する知識もそれなりに増えました。その反面、見たこともない・知らないモノを見つけた時の純粋な驚きや喜びを感じる事は少なくなってしまいました。ネームバリューやレアリティで購入を決めていることも、正直なところ少なくない中で、新しい作家さんの作品は新鮮な気持ちにさせてくれました。
セットは4つの1パーツ指人形となっています。ラメ入り成形。原型は木彫で作られているようです。
◯NAMIKOSHI
宇宙の2時間ドラマの帝王……なのかも知れません。
一人乗りのUFOに乗った宇宙人の子供でしょうか(少し耳が尖った感じ)。
坊主頭に10円ハゲがあります。
指人形なので、いろんなところに被せたり、ライトを仕込んでトラクタービーム……なんて遊びがオススメです。
◯753ちゃん
スペーシーな衣装を着込んで、四輪駆動の一人乗りの乗り物に載っています。操舵はロボットのような2本のレバー。
「7」。
名前はなごみちゃんと読んだらいいのかな?
1940年の後半に登場したバブルカーと呼ばれる小型自動車を彷彿とするフォルム。当時の人が連想するどことなくノスタルジー漂う未来を感じます。
ピカピカの後頭部。
◯ラスプーチン
ここで突然、実在の人物、ロシアの怪僧ラスプーチン。
帝政ロシアの崩壊の一因を作った言われるトリックスター。帝国崩壊とソビエト連邦の成立の混乱で資料が紛失し、数々の逸話が残されました。
2頭身体型なのに、骨格や皺、髭などリアルに造形されています。
凄い眼力です。
◯ハニワホウシ
古墳時代の地層から出土した謎のハニワのレプリカ……はもちろん冗談ですが、ハニワとソフビって中身が中空だし共通事項あるような気がしますね。
最初見た時、これは粘土で原型つくっているのかな? と思ったんですが、これも木を彫っているそうです。
表面のザラざらした質感、割れは長い時間を経た感じが出ております。
背中には謎のお顔。ココだけ質感が違い、専門家によるとこの形式が現れるのは1000年以上あとの時代だとか。このミッシングリンクに学会は喧々諤々の議論が日夜かわされているそうな(棒読み)。
そして驚きは、現代のミロクトイ謹製「ドクターミロクシリーズ」とカンチャクの経が同じで互換性がある、という事です。いや~、これは偶然なのか、それとも古墳時代からカンチャクという機構があったのか。大変興味深いですな(棒読み)。
◯Tシャツ
ジェットリンク謹製の手摺りTシャツ。
グラフィックの位置が若干ことなるものが各サイズ1セットづつの激レア品!
家具などで溝を彫る道具である毛引きをモチーフにしています。元大工の弟が大興奮。
以上、ファンシーファンシーソフビセットでした。
◯関連記事