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HxS(広田ソフトビニール工房) / ブルータルA [1期/紺成形]

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HxS(hirotasaigansho) /Brutal Ace [navy blue]

4月も中頃、地元ではすっかり桜の花も散ってしまいましたが、このブログの中では1月にゲットした玩具の紹介が続いています。この月は、いつになく抽選販売品が当選して、家計は火の車でした。

今回のレビューは、1月の最大のハイライト、インディーズソフビの中でも一位二位を争う入手難度と言われる、HxSさんの新作「ブルータルA」です。

HxSさんの作品は、高すぎる競争率とプレミア性(転売問題)から、僕には関係のないものだ、と思っていました。しかし、オフ会などで玩具仲間のメカゴリラ獣の実物見せてもらって、「確かに凄い! いつかは手に入れたいなぁ……」と心境が変化しました。

その後、HSさんに応募したのは、自分が欲しいと思った金色の傷に続いて2回目でした。絶対当たんねーよ、と思ってて、ポロリと当たったので本当にびっくりしました。

 

届くまで半信半疑でしたが、実際届くと直ぐに「魔が差さない」ように、付属のシールを貼り付けました。グっとかっこ良くなりました。


HS / ブルータルA シール貼り

 

 

 

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大きさは約28センチあります。アンテナの部分だけで5センチほどありますので、ゴリラ獣などと並べると、頭ひとつ小さい感じになると思います。小さくてスピードがあるロボットという感じでしょうか。

 

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パーツ分けは、アンテナ、アンテナ支柱、頭部、右腕、左腕、右手、左手、胴体、腰、右脚、左脚の合計9パーツ。

ソフビとしては高額な部類ですが、サイズとパーツ数からすると妥当な価格だと思います。

 

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ダサくてシンプルで悪そうな感じにデザインされていて、どこかノスタルジックな感じもします。どこかで見たことのあるけど、でも何処にも存在しないデザイン。これがソフビだって感じの造形。

追記:昔のロボットのデザインをモチーフにされているそうです。

 

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胸板は分厚く。マッチョな体型です。

 

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アンテナは動きます。

悪そうなお顔立ち。

 

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カンチャクの分割が巧みで、遊んでいて非常に楽しいソフビになっています。袋の中に入ったままでは、もったいない! 

 

 

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いちいちポージングがキマリます。

 

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特に脚のカンチャクと接地感が素晴らしいです。

 

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すこし動かすと歩いているような感じに。

 

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この愛嬌。

 

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ガオーッ!

 

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手は熊のような力強い造形。

 

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背中はHSさんが好きなキングジョーをモチーフに。

 

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シールは少々ズレました。角がピッタリなので、貼られるかたはご参照まで。シールの色はランダムで、緑の他に赤、青、白などあったようです。

どことなく栄養ドリンクのパッケージのようなケッタイな感じが、スゴく好みです。

 

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お約束らしい、お尻の*。

 

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アンテナの造形。

 

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正直に申しますと、あの転売価格は投機対象になってしまった結果であり、作品としてはそこまでの価値はない、と思っていました。実際手にすると、是が非でも欲しいと金に糸目も付けずに入手しようとする人が居ても変じゃないな、と思う出来栄えです。

しかしながら、そこまでの価値を持つまでに至ったことは、凄いところでもあり残念なところでもある。プレミア価格があるということは、作品がその価格分の価値を持つとも言えるし、その価格に負けたということでもあります。

キレイ事ですが、「幾ら積まれたって手放したくない」と思うような作品を作ることが、一番の転売屋対策だと思うのです。いや、書いてて本当にキレイ事。でもそういう気持ちで作っていて欲しい。

 

今回の当選で、抽選販売とは名ばかりで仲間内と富豪にのみ渡ってる、って訳ではないと証明されたので、じっくり構えて今後も応募しようと思います。

 

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