2015年9月より新型こけし、創生玩具、関連グッズなどのデザインプロダクトのブランド「ドンタク玩具社」さん企画、木地山系伝統こけし工人三春文雄さんが作成されたこけしになります。
ベースとなるのは、伝統こけしの型の一つ、樋渡治一(ひわたしじいち) 型(いわゆる「治一型」)です。不勉強で、どのあたりが「ネオ」なのか僕には、今ひとつ理解できていないのが心苦しいのですが、はっきりとした目鼻立ち、木製家具のような艶々の蝋引きと、抜群の存在感でお気に入りの一本でデスクの前に置いて愛でております。
このピリッとすっきりした印象は、男性にもオススメのこけしだと思います。
ドンタク玩具社さんそのものは、友達に教えてもらいました。一度に販売されるのは数本なのですが、幸運な事に購入できました。
後ろ。美しいシェイプにうっとりです。
大きさは6寸(約18センチ)。
スマートなので、大きさの割に圧迫感はありません。反面、安定性に難があり、3回位落としてしまい傷を付けてしまいました。
お顔。
美しい眉、はっきりとした二重、低めの鼻、赤い唇が均整をとって配置されています。
前髪パッツンのショートカットもモダンな印象。
モダンなパッケージが付いていて、ますます所有欲を満たしてくれる趣向となっています。
個人的にこけしは好き者の世界といいますか、敷居の高さを感じる部分がありますが、ネオジイチは蝋引きされていて手軽に触れますし民藝品というよりは、まさしくデザインプロダクトのような佇まいを持っていて、デザイナーズ家具を配置させた部屋にも合うような気がします。
◯関連記事