10月10、11、12日の3日間に渡って滋賀県甲賀市信楽にて「信楽陶器まつり2015」が開催され、初日の10日に訪れました。
ブログの記事をアップするタイミングだと、最終日の12日に間に合うかもしれませんが、ギリギリなので次回開催時の時の参考としてレポート&自身の健忘録とします。
公式サイト:信楽陶器まつり
メイン会場は、信楽駅を少し下ったところにある公共施設の駐車場です。
会場で販売されているのは、各窯元の商品や、陶芸学校の作品などでした。うつわや、定番のタヌキやフクロウ、カエルの置物が販売されていて、個人的には微妙に思いましたが、ジャンル違いですね(汗)。
普通の陶器をお買い求めにいくのなら、良かったのですが。
後で訪れた窯元の方が仰っていたのですが、焼物にいつも触れている人間でないと、本当の良し悪しはわからないですよ、と言っていました。だから触れて、自分が気に入る、気に入らないで選べば良いんですよ、と。本当にそうだと思います。
人形モノを製造されている窯元は信楽では一件しかないそうです。
少ない置物系はこんな感じでした。
定番のタヌキ。
犬と猫。
バクとか豚とか珍しい感じ。
ガチャ界を席巻したフチブームがココにも!
(こちらのほうが早い?)
こちらは確か、浮き玉とかいうもので、水にプカプカ浮きます。
金魚型とか結構良かったです。買ってないけど。
他、人形以外で気になったもの。
マイナスイオン効果で酒が美味くなるそうです。
マイナスイオン……はちょっと眉唾だけど、なかなか良い感じの瓶です。
変わった感じの一輪挿し。
こんな感じで、こちらの会場には、いわいる作家系と言って良いのかな? そういう感じのものは、あまり販売されていませんでした。
勝手に肩透かし食らっちゃった感あったので、食道楽に走ることに。
屋台なのに石窯があり、インパクトにヤラれてコチラのピザを食しました。
窯は信楽焼の陶器が使われているそうです。
陶器窯効果か生地が超クリスプでした。
会場を後にし、近くのお店に入ります。
祭りとタイアップしてか、ご近所もセールをしている感じでした。
陶器を買いに来たのに、木彫が売っているお店がありました。
これなんか、お値段も結構しますが、なかなか素敵な感じです。
ネーミングの怪しさよ……。
こういうのさらっと目利きできるといいですね。
写真も撮っていいよ〜って言ってたし、面白いお店でした。
更に駅から離れます。
説明書き撮るの忘れていて、詳細わかりませんが、1500年くらい前に成立した由緒正しい神社だそうです。
その脇に窯元が点在しているゾーンへの道があります。
ぶらぶら歩くと、不意にギャラリーが併設された窯元があり、楽しいです。
そんな中、今日イチのヒットとなった、Ogamaさん。
参照:Ogama
明山窯という窯元が母体となったカフェ兼ギャラリー兼ショップ、だそうです。
使っていない登り窯をそのまま展示しています。
別棟にカフェ、奥はショップとギャラリー、陶芸教室などがあります。
「ひとつづり」という陶芸作家さんのミニ個展スペースの第一回が偶然ですが、開催されていて、良い感じでした。追っかけていきたいです。
さらに奥の商品化しなかった一点ものコーナーなんかも面白いです。
お買い物は唯一ココで。
あまり整備は行き届いていない感じも滋賀県らしいといえば、滋賀県らしい(笑)。
古い登り窯。鹿よけの柵が設けられていて、街の外側のあるのが、なんだか印象的でした。奥で受付すると中に入れるみたいです。
町と陶器が混然としているのは、同じく陶器の町である常滑に通じますね。
実は、今回は不完全なレポートです。
と言うのも陶芸の森で、セラミックアートマーケットという、個人の作家さんが主に出展しているイベントが、信楽陶器まつりと同じ日程で開催されていた模様です。
これを知っていればメインにコチラを回ったのに〜と歯噛みしています。
来年はそっちを回ろうと思います。
戦利品は、ogamaさんで購入した、やまぐちあつこさんの陶器人形です。
頭の窪みにアロマオイルを垂らして香りを楽しめるという小粋なアイテム。セラミックアートマーケットの方では、ご本人が出展されているそうです。
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