MIROCK TOY / Dr.Mirock :11PM Color Wonder Festival 2015[Winter]
*鞍馬ホウシはゲットできず。
本日からワンフェスの戦利品レビューになります。ゲットした順番に記事をアップしていこうと思います。
まずは、ミロクトイさんのドクターミロクシリーズから、ワンフェス2015限定カラーの「11PMカラー」となります。今まで販売されていたチープトイカラーの流れを汲みつつ、新たな表現が組み込まれています。自分の中でチープトイカラーとはこういうモノ、という位置付けが既に出来ていたので、非常に興味深く……そして実のところ、どう捉えてよいのか困惑していました。
今回、写真を撮り、組み換えもしていて、自分なりの解釈を得る事ができました。
そんな風に考えている訳ではないのかも知れませんけど、またしてもしてやられた、という気持ちでいっぱいでございます。サイコーです。
あと既にご存知かも知れませんが、ミロクトイファンに朗報でございます。
大阪発の音楽系ファンジンの「森本書店 27号」にてミロクトイさんのロングインタビューが掲載されております。SNSを通じて教えて頂きました(まったくもって有り難い限り!)
通常はフリーペーパー形式なのですが、今号は有料号ということです。
一部のレコード店や書店にて取り扱いされ、多くは都市部の店舗ですが、通販可能なお店もあるようです(下記リンクで確認ください)。
お取り扱い店等の情報はコチラ:森本書店 | mixiページ
こちらでも通販されてます。残り僅かみたいです。
数に限りがあるため、気になった方は是非!
教えてもらった恩義を返すべく、ファンの間で共有して頂きたい(僕のブログの拡散力は、無きに等しいでしょうが)!
サザエさんの伊佐坂先生が「作家たるもの、謎めいた私生活も作品の一部」みたいな言葉を言ってた記憶がありますが、こんな凄い玩具を作った人がどんな人なのか、知りたいと思うのが人情ってもんでしょ! 素晴らしい企画でした。
VAGのオタスケミロクマルの動画や、ジャイアントミロクのインタビューなども嬉しかったのですが、あれは商品の魅力を伝えるものという側面が強いです。
ミロクトイさんご本人のクリエイターとしての原体験、メーカー立ち上げまでのバイオグラフィー、お人柄などを知るには難しい。
今回のインタビューで上記の疑問の他に、粘土ではなく木材で原型を作る理由も(多少なりとも)わかりましたし、特に作品の評価に対する批評が興味深かったです。
正直、音楽に関しても門外漢甚だしいのですが、他の方の寄稿も興味深く、アートワークや紙面レイアウト等もアングラな匂いが漂って来て、好き者にはたまらん雑誌となっております。
その他にも、「今日のソフビ」と題されたコラムもあります。
では以下、本題ソフビのレビューとなります。
◯11PMカラー
11PMカラーの由来は、1965年から1990年まで当時のよみうりテレビで放映されていたテレビ番組「WIDE SHOW 11PM」のアートワークに使われていたカラーリングから着想を得ているようです。
ウチの親父がこのオープニングを聞いただけで「我が青春……」と感じいっちゃってしまってるんですが、どんな番組かと言いますと、お色気アリの深夜番組の元祖という感じのようです(時には社会派的な硬派なテーマも扱ったようです。でもアイキャッチにビキニギャルが登場するっていう……)。
そんな番組をテーマにしたカラーリングを仏像をモチーフにしたソフビに用いるとは……!
おそらく、お色気番組だからと言うイロモノ感よりは、昭和を感じるノスタルジックさを意識してのカラーリングだと個人的には思っております。
◯各種紹介
理由は後に記しますが、今回は珍しく袋から開けた組み合わせで紹介していきます。
▼Dr.ミロク(ミロクタンク)
シリーズの顔と言えますね。
初めて手にした時の衝撃が今でも忘れられません。安定感があるので、どんなところに飾っても落ちたりしなさそうなのも美点ですね。
この作品のみ、赤い塗料が下面に吹かれています。
▼三天王&ホッピング邪鬼つぶし
最初のリリース時のブログ記事を見ると、コチラは受け入れられるのがチョット心配だった風でした。
僕は当時ソフビ沼に足先を突っ込んだ位でしたので、ミロクタンク含めて「なんじゃこりゃ!」って思ってました。
そんな僕がこんな風になるなんて……。
つや消しブラックの部分、良い色です。
厳ついお顔にベストマッチング! パールか金属粉が少し混じってるのかな? 重厚感あります。
▼ミロクアタック
小さいのに「奇妙」エッセンスは特濃です。
今回で3つ目でワラワラ感が出てきました。
以上の3つは金型が梨地になっています。以下の作品はツルツル仕上げなので、その仕上げの差も面白いです。
▼ミロクロケット完全版
金型の仕上げの違いが一番良くわかりますね。今回は赤い塗料の部分がマットな塗料なので、そのコントラストの違いも見どころだと思います。
この作品がなければ、きっとこけし蒐集を初めなかったでしょうね。
盛秀型こけし、ゲットせねば……!
▼乗っ取り邪鬼トコトコ
トコトコパーツはパーツ構成といい、ボリュームといい、お得感がありますね。
セット内容にトコトコが含まれてると、貧乏性的にはそっちに惹かれるけど、あのキャラクターのこの色の組み合わせ素敵だし……ああ、もう全部!! ってなりますよね。
なんとなく色的にアイスクリームのようで美味しそう(笑)。
今のところ、シリーズ唯一の敵役なので、もう少し増やしてもらいたいな〜、と個人的には思っています。
次の作品がもしかしたら、シリーズを〆る大作になっちゃうのでは……と楽しみな半面、戦々恐々としております。
▼Dr.ミロク本体
鞍馬ホウシが完売してましたので、今回シリーズの中で唯一の1パーツ。
1パーツですが、塗装の手間は変わらず……サイズ的に考えて増えてるかもしれませんね。
こちらも3体目。
素敵な遊びに仲間入り……したかったんです。
▼OG-AT&ミロクローンピュータ
塗装版は初!
両脇を固めた、彩度低めなカラーがどっしり感を与え、中央のグラデーション部分が浮遊感を演出してます。
この配色、シビレました。
素晴らしいディテール。
ミロクトイ / OG-AT&ミロクローンピュータ と 鞍馬ホウシ&ロケットオング [クレヨンアーミーカラー] :前編 - smogbom
ミロクトイ / OG-AT&ミロクローンピュータ と 鞍馬ホウシ&ロケットオング [クレヨンアーミーカラー] :後編 - smogbom
◯以下、後編に続く!!
一気に一つの記事で書き上げようとしましたが、文量と写真が半端ない事に途中で気付きました。
後半パートも途中まで書き上がってますので、出来次第アップします。
正直、自分のブログって気軽に読むって文章量じゃないので、お付き合い頂けてる方には感謝感激です!!