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smogbom

蒐集/レビュー/散財。アートトイ,ThreeA,ソフビ,民藝。ウルトラライトハイキング。Giant MR4r。Apple,Mac,iPhone。

留之助商店 × 懸田阿也 / ミクロバス #1 :ミスティック・マッシュルーム・フォレスト行き

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Tomenosuke × Aya Kakeda / Microbus #1: To The Mystic Mushroom Forest

飛騨高山にある留之助商店のオリジナルソフビです。

ソフビ蒐集に目覚めたキッカケがT+CPシリーズでしたので、この作品もとても楽しみにしておりました。

デザインのアヤ・カケダさんは、現在ニューヨークを中心に活動されている日本人アーティストで、平面・立体作品の両方を手がけられ、巨大なオブジェを使ったインスタレーション作品も発表されています。玩具では、キッドロボット社のダニーシリーズ等で発表されておられるようです。

参照:Aya Kakeda(オフィシャルサイト)

   ArtLIFE MUSEUM the NET

 

原型はT+CPと同じく、ミロクトイさんが担当されておられます。

パーツ数も多く、相当な大作を予感していましたので、発売と発送が楽しみでした。

 

 

◯ミクロバス

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不思議な人面バスに5人(?)のキャラクターが乗り込みます。

今回は、塗装版は見送られたのか、30個限定の未塗装のクリアピンクの成型です。

ミスティック・マッシュルーム・フォレストと言うカラーウェイタイトルが良いですよね。ちょっとキノコの季節からは外れてしまいましたが、スケジュールが圧していたのでしょう。

 

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通常、ソフビのパーツ同士はカンチャクと言う細工で結合されます。この仕組みは、強固に組むことができますが、取り外すのに成型材を温めて柔らかくする必要がありました。

今回採用された仕組みが、既存の技法なのかわかりませんが、画期的です。

 

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バスの背中の突起にキャラクターをはめ込むだけです。

ドライヤーを準備しなくてもいいし、パコッと小気味良く嵌まり楽しいです。

合体ロボットなんかに採用しても楽しいんじゃないでしょうか、この仕組み。

 

◯ミロクバス 詳細

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胴体のカタチスゴイです。

こんなカタチ抜けるんですね。

 

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そのかわり、無理したのは事実で、成型の厚みはムチャクチャです。

 

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頭部。

ゆるーくて良いです。

気泡がなかったらなぁ。

 

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車輪はABS製。チープで何だか懐かしさを覚えます。

 

◯お客のキャラクター達

奇妙で、だけど可愛らしいキャラクター達は、取り外すと、指人形になります。

同経の指人形なら嵌まるはずなので、そういう遊びもできますが、いかんせん、アヤ・カケダさんのデザインしたキャラクター達のトウが立ちすぎているので、違和感なく納まるのが至難の業です。

http://instagram.com/p/xZSf1IwGSd/

シカマァクさんのヒョットコ鉄仮面はシンデレラフィット。

ミロクトイさんのDr.ミロク本体は残念ながら経が小さすぎました。

シカマァク / ヒョットコ鉄仮面 & 鋼鉄茶釜獣[消しゴム成型色] - smogbom

 

▼猫のみいちゃん。

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色のせいかチャシャネコを連想しました。

 

▼キノコのマリー。

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ミスティック・マッシュルーム・フォレストは彼女の故郷なんでしょうか?

 

▼ユニコーンのセリア。

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ユニコーン……。

センス爆発ですね!

しかも名前からいくとメスです。ユニコーンってオスしか居ないんじゃなかったでしたっけ? その伝承通りだと……。

 

▼謎の生き物1(今のところ説明がない)、ピエール。

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色のせいか……いや、何も言わない。

計画段階では、首があり、ドロドロの半魚人か蛸の化け物かって感じでした。

参照:あやモチャ、各キャラ、こんな感じで : 飛騨高山 留之助商店 店主のブログ

 

▼謎生物2、アレクシス。

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この方だけ2パーツ構成なんですが、カンチャクが楕円なのでほぼ可動せず。塗装版になって意味がでてくるんでしょうか?

帽子のAのマークは名前から来てるんでようね。

バスの最後尾は彼の指定席です(窮屈になりますが、一応他も納まります)。

 

◯まとめ

個人的には、商品画像が美しすぎた……と思っています。

素晴らしい作品であることに間違いはありません。

塗装版が出たら、きっと購入します。

 

この作品の魅力は、ある意味ソフビらしさから乖離しているところにあると思うんです。留之助さんのブログの蝋型や黒いテストショットを見ていると、ソフビである事は確かなのに、触ったら別の感触がするのではないか? という妙な期待感がありました。

参照:自画自賛? いえいえ本当に傑作の誕生なのだ : 飛騨高山 留之助商店 店主のブログ

 

今回のクリアピンク、確かに美しい成型色なのですが、気泡であったり成型材の厚みの不均一さだったりで、冷水を浴びせられて現実に戻されてしまった感があります。

おそらく、商品画像に使われている個体については、画像処理で気泡や歪みを取り除いていると思いますが、あのレベルの、この世のものとは思えない綺麗さをもっていたら、また違ったと思います。

非常にワガママなレビューになってしまいました……。

 

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