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smogbom

蒐集/レビュー/散財。アートトイ,ThreeA,ソフビ,民藝。ウルトラライトハイキング。Giant MR4r。Apple,Mac,iPhone。

INSTINCTOY / 2014 ハロウィンインク プラチナキング[前編]

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2014 Halloween inc- Platinum king

参照:Blog@INSTINCTOY│ INS専務の玩具通情報ブログ【10/1抽選販売応募受付開始】HALLOWEEN inc 2014モデルをご紹介☆

 

時期からズレてしまいましたが……、インスティンクトイさんがハロウィンの時期に特別に制作されているハロウィンインクの第三期モデル2種のうち、プラチナキングです。

毎回、一年という長い製作期間を設けて、前年のモノを超えるモノができなければ発表しないという高いハードルを設けた作品となっています。今回初めて購入したのは、もうコレを超えるのは難しいんじゃないか、と思ったからなんです。決定版と言いますか……。

でも店舗でお話を聞いたところ、次回作の構想は既にあるそうなので、コレを超えるモノとはどんなモノなのか、今から非常に楽しみです。

 

今回はゴールドキングとプラチナキングという2種類が販売されましたが、本当に最期の最後まで悩んでプラチナキングに選びました。前年のモデルも2種類ありましたが、確か不良率の関係上、レアなモデルがあり、そちらの方に人気が偏ったようです。今回は前年のこともあってか、150個ずつという同じ数、かつ去年より沢山の数が用意されました。先行販売されたシンガポールのトイフェスでは全く同数の売れ行き、男女比でみると、ゴールドは男性人気、プラチナは女性人気だったそうです。

僕自身は、ゴールドのまさしく王道という佇まいも捨てがたく、両方購入できたらいいんですが、涙を飲んで、より妖しく悪っぽいプラチナキングにしました(3年間欠かさずハロウィンインクを購入している地元の友人は両方購入しました。羨ましい)。

個人的にインスティンクトイさんというアーティストを代表する作品になっていると思っています。

 

今回は、記事を前編・後編の2つに分割します。作品そのものの作りも凝りに凝っていますし、付属品のボリュームもありますので……。

 今回は、通常のハロウィンインク、ジャック・オ・ランタン頭部のバージョンの紹介となります。

 

 

◯梱包とその他

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まずは梱包材の紹介から。

インスティンクトイさんは、梱包材にも非常にコダワリがあり、毎回その作りも見どころの一つとなっています。ヘッダーカードが原価500円するとか……、ボツになってしまいましたが、オモチャ本体よりも高価なソフビ製の箱とか……。

 

ハロウィンインクはカボチャというモチーフに合わせて麻袋に入っています。今回は付属品が増えたので、前回までの麻袋よりも大きなモノを新調されたそうです。

 

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シリアルナンバー入りのタグは本革製で、ゴージャスな箔押しです。ゴールドとプラチナ、それぞれ仕様が異なります。

梱包作業中で臨時スタッフ雇ってテンテコ舞いのお店に訪れ、ピックアップしてきました。番号指定してませんが、偶然、自分の誕生月でラッキーナンバー! この番号じゃなきゃヤダってほどのコダワリありませんが、なんだか嬉しい。

ところで、ブログ等で紹介される時、シリアルナンバーにボカシを入れるのって何でなんですかね?

 

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注意事項の書かれたカードもゴージャス。王様になぞらえて舞踏会か何かの招待状のようです。

 

◯本体

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どうですか、このゴージャスさ!

オモチャなのにオモチャでない……。

量産品でここまでもレベルのモノは、言ってしまえば個人経営の小さな会社規模だからこそできた、と仰っておられたんですけど、価格も2万円を切ってしまう設定でした。前年からアップグレード・追加した部分は原価だけで利益を得てないんだと思います。

そこにはモノを売って利益を得るというより、納得のいく自分のアートを世に産み落としたいという強い欲求を感じます。ハロウィンインクは、そういう意味でもスペシャリティな作品だと思いました。

 

◯頭部

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頭部は鉄仮面をイメージしたメッキ仕様になっています。なんと20工程という途方もない塗装工程を経て、この美しい頭部はできています。

この妖しい紫の深い色合いと煌き、先になるにつれ青くなっていくグラデーション……ドロドロの侵食というモチーフに非常に合っていると思いました。

 

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ヘタの部分にはリキッドがいます。王様ということで、王冠付きです。

 

◯ボディ

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今回は、頭部に合わせるためのボディの選定が、非常に難航したそうです。この素晴らしいレインボーラメ入りのクリア二重成型ボディについては、詳しくは次回の記事に書きたいと思います。

ここで言いたいのは、このボディに付いている油は、保護の為のベビーオイルでソフビから滲みだした油ではないということです。自分は確かめもせずに、早とちりしてしまいました。本当に申し訳ないです。

 

◯マント

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このマントも今回から追加された要素です。

中に針金等は入っていませんが、コシがあるため、多少は形状を保つ事ができます。

このマントの付け方にはコツがあるそうで、それを読んで撮影に挑みましたが、上手くいっているのでしょうか……。

参照:http://instinctoy.blog73.fc2.com/blog-entry-1156.html#more

 

◯発光

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発光ギミックは、ハロウィンインクの一期よりあったギミックです。2014年モデルは発光部の治具も新調され、扱いやすくなりました。

 

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こちらも箔押し。ゴールドとプラチナで色が違うというコダワリようです。

使用電池は単4電池✕2と入手しやすく、値段もお手頃なのが素晴らしい(笑)。

どうして洋トイの電池は特殊な電池なんでしょうねぇ……。

 

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2012年ファーストモデルが衝撃センサーで発光、2013年モデルが家庭で使っているテレビやリモコンの赤外線に何でも反応するという仕様でした。

そして今回、写真を見ても分かるように、遂に専用リモコンが用意されました。

リモコンの感度が悪いという意見をTwitterで見かけましたが、リモコンの仕様としては、1番の常時発光のみが5番の消灯で消す事ができ、2,3,4は15秒発光という仕様になっています。その仕様を理解するまでは、不良品じゃないかと思ってましたが……。

確かに、反応が悪い時もありますが、もしかしたら、メッキ塗装が赤外線を遮断しているのかもしれません。僕はリモコンを首の辺りに近づけてボタンを押すようにしています。

 

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発光の様子をが動画にしたかったのですが、メッキ仕様ということもあり、発光具合は弱く、iPhoneのカメラでは上手に撮影する事ができませんでした。この儚い薄ボンヤリとした光量が、今回の作品の世界の一部となっているので、悪いとは思いませんが、今後のモデルで、もっと家具寄りの仕様にして、スタンドライトのような明るさで、ショーケースの中を照らす事ができるのも面白いかな、と思いました。

更なる価格アップが難しいようでしたら、発光部は取り外しが効くので、それだけを販売して頂ければ、過去のモデルのバーションアップも可能ですし、ボディは通常のインクと共通なので、インクの頭部も光らせることができますね……どうでしょうか。

 

◯次の記事は……

今回の記事は、ハロウィンインクのジャック・オ・ランタンヘッドバージョンの紹介でした。今回のハロウィンインクは、アップデートを除くと王冠、マント、リモコンに加えて、なんと通常のインクヘッドが付いてきます。次回はそちらの紹介と、今回は余り詳しく書かなかったボディについて書きたいと思います。

 

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