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T+CP / ポケットサイドショー#4 アマンダ・スペードのスノウシュー

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ポケットサイドショー第一期カラーのレビュー、最後はアマンダ・スペードさんのスノウシューです。T+CPには初登場ですが、彼女の作品はドールアイと樹脂粘土(多分)で出来た本物そっくりの歯、ゴスっぽい凝った衣装・アクセサリーが特徴的で、そういった部分をどのようにソフビで表現できるのかが、個人的には注目でした。

公式サイト:Dust Bunnies by Amanda Louise Spayd

 

去年、サーカスポスタラスさんの日本での個展モンスター&ミスフィッツ展で、懐事情が許されれば作品を購入したいと考えていましたが、やっぱり購入できず涙を飲みました。今年は残念ながら開催されませんでしたので、とうとうアマンダ・スペードさんの作品をゲットできたぞ、と感無量です。

海外通販を利用すれば入手できなくもないのですが、未だに抵抗を感じて一歩踏み出せないでおります(ってか、それやっちゃうと本当にマズイと思うんだ、サイフ的にさ)。

 

 

◯全体

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もこもこの厳冬仕様のフード付き防寒着を着たうさぎとなっています。

個人的にレースや装飾をふんだんにあしらうイメージがあったので、ちょっと想像していたのとは違うモノが出てきた印象です。ソフビという単一素材である以上、ドールアイや樹脂粘土の透明感を表現できない点は致し方ないと思いますが、ゴスファッションは是非取り入れて欲しかったです。

……と不満気に書いてますが、キャラクターそのものとしては、非常に気に入っております。創作の過程を考えると賢いなぁ、と思うんです。

うさぎの特徴は何と言っても、その長い耳です。しかし、他の3体の頭部と同じような大きさで頭部を作るとシルエット的には耳が飛び抜けて、他とは全然高さが違ってくることは想像に難くないです。その問題を克服するアイディアが、ゴージャスなモコモコのフードだと思うんですよね。このフードのお陰で全体の頭身のシルエットは崩さず、長い耳が表現できるという、ある意味、理詰めのデザインにグッときます。

 

以下は組み合わせパターンになります。

 

◯スノウシュー+オットー

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今回のシリーズの他の3体が全て、頭部の方がボディより大きくて幼児体型なんですが、スノウシューだけが3頭身なので、大人びて見えます。

オットーのボディと組み合わせると、腕が太いので凄くマッチョに見えますね。

スプルートの時感じた恰幅の良さは微塵も感じません。むしろ、スポーツとか得意そうです。本当に、組み合わせでガラリと表情が変わるので面白いです。セット買いして本当に良かったです。

 

◯スノウシュー+ペネロープ

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届く前の写真で組み合わせパターンは紹介されてなかったんですが、頭の中でイメージすると、丸襟の下からフードが出てくるって可笑しくないか? と思っていたんですが、全然アリですね。黒い成型材で目立たないからでしょうか。ケープのようにも見えますね。

余談ですけど、若い時に丸襟の服を着ているのを友人が見て「男なのに良く着れるな」って言われて、「あ、これって女性用のデザインなんだ」って驚いた記憶があります。無知って恐いね……正直、今は着れませんね。

 

◯スノウシュー+スプルート

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オットーもペネロープも、フードを被っているのは同じなんですけれど、スノウシューだけはフードが何だか生き物のようで、生体パワードスーツって感じです。うさぎと言うよりエイリアンチックで不気味ですね。触手脚のペネロープボディよりもずっと恐ろしさを感じます。

 

◯まとめ

今回でポケットサイドショーの第一期カラーウェイは終わりになります。でも、これで終わりではなく、あともう一つ、未塗装版の紹介記事を書くつもりです。……が、ちょっと仕事のシフトといろいろやることが溜まってるので、間が開いてしまうと思います。この数ヶ月、かなりの更新頻度で記事を上げて来たので、何だか不安というか、ソワソワしてしまいます。写真はもう撮ってあるので、未塗装の記事はパパっと上げてしまうかも知れませんが、その後は多分、難しいかと……。

このブログのPVの80%はアウトドア道具の記事で、オモチャ記事は完全な趣味なんですが、それでもツイッター経由なんかで見てくださる奇特な方が居られますので、一応断りを入れさせてもらいます。いつもありがとうございます!

 

◯余談1

個人的にアマンダ・スペードさん推しな理由として、この記事を見たってのがあります。

Dust Bunnies by Amanda Louise Spayd: My Collections: Designer Toys

このブログの記事は、アマンダさんのオモチャコレクションを紹介しているんですが、注目はそう、我らが滋賀県の雄インスティンクトイさんのムッキー(ファーストカラー)が鎮座しているんですね! 

サーカスポスタラスさんが経営しているオモチャ屋「ストレンジファクトリー」でムッキーの4期カラーが販売されたり、今度はD−CONで7期カラーが出るのとか、実は彼女が手引きしてるのではないか、と勝手に睨んでおります。

海外で人気が出て、国内に回ってくる数が少なくなったり、海外限定モデルが出たりするのは困るんですけど、地元の作家さんの作品が有名になっていくってのは嬉しいです。

 

◯余談2

本当に余談なので書こうか迷い、実際オットーの記事の冒頭で書いて消したんですが、今回までの4本の記事のアイキャッチ画像(一番トップの画像)は、アメリカの3DCGアニメ「RWBY」をイメージしております。……ま、それだけなんですけど。


RWBY Full Trailer (All 4 Trailers into one) - YouTube

アニメ的には来年、日本語吹き替え版が販売されるそうです。英語堪能な方でしたら、YouTubeで全話無料で見れるみたいです。

オモチャとしては、スリーゼロから突如開発中のプレスリリースがされたんですが、これがまあ、リンク貼りますけれど……スゴイデキで。このまま出るとは思いませんが……。


threezero製のRWBYフィギュアを発表! — THREEZERO BLOG JP

こういうジャンルは守備範囲外なので、別にどうでもいいんですけどね……。

つい先日も、アニメ見たことないのに、キルキラルの「鬼龍院皐月 鮮血Ver.」が余りにも素敵すぎて手を出しそうになりましたが、ガーガメルさんのオリエンタルデュラハンと悩んで、後者にしました。ま、僕はそういう趣向の人間なんです。

キルラキル 鬼龍院皐月 鮮血Ver. (1/8スケール ATBC-PVC 製塗装済み完成品)

キルラキル 鬼龍院皐月 鮮血Ver. (1/8スケール ATBC-PVC 製塗装済み完成品)

 

 

……って本当に余談でした!