カスタムペイントを進めていたVincent VS. LIQUID【MASTER MOLD IMAGE COLOR(D.I.Y)】、前回の製作記録に続いて完成写真をアップします。
粗が目立つと思いますが、楽しく塗る事ができました。DIY版を購入できて良かったです。
▼制作記録
*写真について。
本日、アレだけ無いわ無いわ言っていたデカイiPhoneに機種変更しました。
今回のiPhone6、6Plusは、カメラの画素数は据え置きなものの、イメージセンサが新しくなり、綺麗に撮れるということでしたので、試しに今回の記事はオールiPhone6Plusにしてみました。
個人的には、いつも使ってるDP1のほうが、まだ綺麗に思います(特に全体画像)。どうしても、ローパスフィルタを通すためか、シャープさは得られていない気がします。ライティングとか工夫すれば、良いのかも知れません。インスタグラムでも、一眼レフで撮ってるのかな? と思ったら、実はiPhoneです、って事があったので……。
……とは言っても、手軽さは魅力的です。暗所だと勝負にもなりませんしね。DP1だと、電池が直ぐ切れるから充電するところから準備が始まり、3脚をたて、マクロレンズを付け替え、撮った後もトリミングしなければいけませんし、ものぐさ太郎には大変なのです。
被写体によっては、iPhone6Plus撮りで行くかもしれません。
◯全体
見えないかもしれませんが……モチーフは雲です。
大きい物だと高さ15キロにも及ぶ入道雲と、その雲の切れ間から見え隠れするドラゴンと言うイメージで制作しました。
右手が昼、左手が夜で昼夜を跨ぐ程大きく、太陽や月を手の掌で掴んじゃう、という漫画的なムチャクチャなスケールを表現できたらイイなぁ、と思いました。
右足が昼、左足が嵐で、僕にもっと塗装技術があれば、晴れの場面にのどかな島を、嵐の場面に島に家族を残した漁師の船を描きたかったんですけど、無理でした!
◯顔
目に関しては、筆塗りならではの細かい表現ができた……と思うんですが。
個人的には、刷毛目とか方向が合っていれば何とも思わないのですが、他のレビューとは矛盾してるかもしれません。他所の仕事には厳しく、自分の仕事には甘い。アマチュアたる由縁ですなぁ……。
◯鱗
見上げた時に、鱗が胴体部分は大きく、顎に向けて小さくしてパースペクティブが効くようにと意図したんですが、イマイチでしたね。統一感がないし、銀色の目地が綺麗じゃありません。もっと細くするか、マスキングするか……。
鱗を描くのは楽しかったので、もっと突き詰めたいです。
あと、腕の下にも鱗を描けばよかったかも知れませんね。
◯昼の手
どのように太陽を描くのかも悩みました。
最初はインカっぽい顔付きのモノを書こうか悩んだのですが、リキッドもイッパイいるし、リキッドっぽい顔ならまだしも、ちょっと統一感がないと思い、こんな太陽の姿に。
腕の雲は朝焼けしてます。
◯夜の手
コッチのグラデーションは、なかなか上手くいったと思ってるんですけど……。
メインのカメラアングルはコッチを推したいのですが、足の嵐の表現がビミョーなんです。
一箇所、色移りありますね。マジでエントリーしなくてよかったぜ……。
◯足
右足は島。
左足には怪獣王。
◯レアキャラ
それだけじゃ寂しいんで、レアキャラを書き込みました。
完成度では太刀打ちできないと思ったんで、探す楽しみというか……。本当はもっとたくさん描き込みたかったんですが、意外とヴィンセントには平らなところがない! 本当に全身ドロドロです。
気球。
まー、フィルタや画像処理の助けを借りなければ、接写はこんなモンです。もっと上手くなりたいっす。
UFO。配置は最高。
◯まとめ
初めてソフビに色を塗ったインクと。
こう並べてしまうと、インクがとてつもなく大きく見えてしまうのが不思議。ちょっと面白いですね。
今回塗装して、また凄く勉強になりました。今回に凝りず、またカスタムペイントしたいです。楽しむことと、作品への尊敬は忘れず、また塗装していきたいですね。