実に壮観なり!
ファーストからフォースまで揃い踏み!
お店に急いで取りに行きました。
ムッキー4番目のカラーは、ファンタズミックレインボー! ファンタジックじゃなくて、ファンタズミックとしたのは、ムッキーの見て良し、触って良しの楽しさをあのテーマパークになぞらえたかったからでしょうか。それともオマージュ? 名前も一字違いですしね。
過去に販売されたインクのレインボーカラーはパステルレインボーでしたが、特に紫の色目が異なりますし、つやつやとしていたインクとフワリとしたムッキーとは異なるイメージなので、名前も違うのでしょうね。
それでは見て行きましょう!
◯全体
実に可愛らしい!
自然なレインボー。
◯頭部
ここにオレンジ色が! ビビットな色目で意表をつかせます。
◯コダワリのグラデーション
一番上の赤から黄色への色の変化が特にこだわったところだそうです。頭部ってのは一番目につく部分ですからね。
胴体の部分も非常に綺麗です。
ご本人もおっしゃってましたが、綺麗なモノを作ると誤魔化しができません。ちょっとゴミが入っただけ、少し塗装がズレただけで綺麗さは破綻してしまいます。しかも、もっとお客さんに喜んでもらうためにクオリティアップや面白い加工提案していくと、どうしても不良が多くなってしまって数が用意できないそうです。かといって、検品のレベルを落としてしまったら本末転倒ですし、難しい問題ですね……。
◯クオリティアップ
ファーストと並べて。セカンドから工場が変わり、クオリティアップしたというのが頷けます。はっきりとココが変わったとは鈍感な僕にはわからない所があるんですが、匂い立つようにシャッキリ感が漂ってくるんです。
教えてもらったのは、頭部の機構の精度が高くなったのでカタカタしません。
家に帰って触っていて目についたのは、フロッキー加工のクオリティです。上の写真のお腹の部分、フロッキーが少し凹んでいるのがわかると思います。今は復元しているんですが、フロッキーの毛がふかふかすぎて、ムッキーの尻尾が当たった時にへこんでしまったのです。
セカンド、サードも毛深かった(変な表現)んですが、フォースはさらにふかふかです。
ずっと触りたいけど、汚してしまいそうで怖い。この繊細な感じも綺麗なモノを作りたいというインスティンクトイさんの思いが滲みでてるところではないでしょうか。
◯グロウ
虹色を綺麗に出すため、蓄光素体に白色が混ざっています。そのため、クリアの蓄光素体よりもどうしても光は弱いそうです。しかし、ムッキーの毛玉の影やモールドによって、塗料が薄かったり溜まったりで複雑な光り方をします。蓄光好きとしてはたまりません。
ちょっと僕のカメラだと露光時間が短くて表現しきれないですね。直射日光に当てればもう少し光るかな。
セカンドカラーと。
◯全員集合
◯愛される作品
お店でお話しいただいて、一番感動した話があります。
ムッキーが生産されている工場は、他のメーカーさんのフィギュアなども作っている中国の工場なのですが、特にムッキーは働いておられる工員さんに人気が高くて、写真を撮りたいとお願いされるケースが非常に多いそうです。
僕は、作っている人間に愛される作品って、本当にいい物だと思うんですよ。作っている人も、自分が好きなモノを適当に作れないでしょうし。
ムッキーの次回作はFacebookで既に公開されていますが、メディコム限定販売の「ザ・モンスター」。こちらはかなり数が少ないということで、今まで地の利を生かしてコンプしてきましたが、難しいかもしれません。
そんなムッキーですが、次々と試作品が作られています。サービス精神が豊富なインスティンクトイさんなら、店舗に行けば見せてもらえるかもしれません。
なんか回しもんみたいな感じになっちゃいましたが、それくらいムッキーいいっすよ。
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