インディーズゲームフェスのビットサミット2014に一般公開日初日の3月8日、見に行って来ました。同じくインディーズゲームのマインクラフトにハマった僕は、久々にゲーム関連イベントに参加したのでした。前回は、多分3DSの発表会だったかな?
◯ビットサミットとは?
以下、ビットサミットの公式サイトより引用。
Bitsummitは京都で行われる日本では今まで無かった『インディーゲーム』をテーマとしたゲームサミット。
海外の大手ゲームニュースサイト、有名なゲームブロガーそして国内のゲームニュースサイトの記者達が多数来場、日本のインディーゲームを国内外にアピールする絶好の機会です。
さらに、ライブあり、スピーチあり、しかも今年はアワードまである。つまり、Bitsummitは年に一度のインディーゲーム開発者のお祭と言えるのです!
しかも開発者を応援する多くのスポンサーのおかげで私達インディーゲーム開発者は『無料』で出展できます。
こんなイベント参加しないのはもったいない!
ちなみに、出展資格は50名規模の個人による企画・開発したタイトルであること、18歳以上禁止表現(性的表現・過度の暴力的表現)を用いないこと・・・・というわけで、アイディア勝負の尖ったゲームが出てきそう(18禁ゲーが創作性がないと言う意味ではありませんが)!!
◯開催までぶらり観光
早めに家を出て、10時前に京都に着いたので、会場のみやこめっせまで、徒歩で向かうことにしました。1時間くらいの距離なのですが、田舎者ならではのプランです。このブログでも書いたのですが、犬の散歩だけではなく、仕事中もベアフットジューズを履いてフォアフット歩行しています。その影響か、今回の旅では、今までみたいに足裏が痛くて、ちょっとカフェにエスケープという事がなかったです。
ニューバランス ミニマス 散歩と仕事中にベアフット - smogbom
途中、海外でも、クールジャパンとして引き合いに出される開化堂を発見。
あいにく、開店前か休業中なのか、中には入れませんでした。
茶筒が有名で、ハンドメイドにも関わらず、素晴らしい精度で作られています。中蓋が自然に沈んで中の空気を押し出し、密閉してお茶っ葉を湿気らせないそうです。ちょっと欲しい。
四条通をブラブラしたり、そのあたりの商店街(あまり詳しくないんです)を見て時間を潰しました。
◯12時前、食事
前に訪れた京都市美術館の隣、という事で迷わず向かうことができました。会場は正午でしたので、食事してから向かうことに。美術展を見に行く時、入るのを躊躇ったメキシコ料理のお店に入りました。孤独のグルメが、僕に勇気を与えてくれました。
昼時というのに、お客は僕一人だけ。夜はバーということで、昼はそんなに入らないのかな?
薄暗い店内、無垢板を削って作った家具、南米の音楽・・・・雰囲気はとても良かったです。
折角なので、店員さんにちょっと高めのセットランチを注文しました。
サラダには、サボテンのピクルスが載っていました。変わっているけど、美味しい。メンマに似た食感。スープはライムで味付けされていて、爽やかでした。次は、エビとアボガド、野菜をタコスに使う生地で包んだ料理。刻んだ野菜の入ったオーロラソースに、3種類の辛いソースを付けて頂きます。一番辛いハバネロソースが気に入りました。このソースはどの料理に使ってもイイそうなので、サラダに使ったり、次に出てきた海鮮パエリアにも使いました。
食後のコーヒーを飲んで一息つくと、店員のお姉さんに話しかけられました。
「なんか、となりでゲームのイベントやっているみたいですね。もしかして、関係者の方ですか?」
またどうして? といぶかしがっていると、「だってお客さん、ゲームしそうだから」と言われて、余所行きだし、服装に気を使ってみたつもりが、やっぱりヤケツキ刃でニオイが醸しだされちゃっているか、とシドロモドロになって、まさにこれからそのイベントを見に行く算段でしたのに、そんなイベント初めて知りました! これから見にいこうかなッ? なんて誤魔化しました。
こういう、中途半端なニワカっぷりがダサいということを何時になったら理解できるのだろうか、ワタシは。
◯会場へ
正午を30分ほど回って会場入り。入り口から、すでに大盛況。中に入って、面食らいました。かなり立派な会場です。
写真は一番奥のステージ部分。この広さで全体の4分の1くらい。ご覧とおり、薄暗く、スモークが焚かれ、アングラな感じ。早くも浮足立つ。
インディーズのブース以外にも、ソニーやマイクロソフト等のメーカーのブースや、開発ツールのメーカーのブースなど、お金のかかった立派なブースもあります。
こんなオモチャが売っていたり、販促物やチラシなども渡され、今回、軽装で鞄を持ってこなかったことを後悔しました。ビビって遠目にブースのモニターや個人卓を見ていました。その時になって、気がついたのですが、個人的にコレ! と気になっているゲームがない! 下調べ不足でした。
見ていて気がついたのは、インディーズゲームというと、Windowsのイメージでしたが、やはり時勢なのか、iPhone、iPad、以外なことにMacも多かったです。エロゲはなしのゲームイベントなので、ノベルゲーム? アドベンチャーゲーム? は、見た感じ無かったですね。
一つもゲームに試遊せずにマゴついていると、そのうちステージでイベントが始まりました。
◯スペシャル・ライブ
昔のファミコンの音楽を奏でるライブでした。
ピンぼけしていますが、搬入用の台車に乗って登場する人物。
サカモト教授というアーティストだそうです。ダフト・パンクみたいなヘルメットの上にファミコンを載っけています。
開口一番、「音楽界の羽生結弦、サカモト教授です」で会場に笑いを誘います。
だから、台車で滑ってきたのか!
雑な演出。まさにインデーズ。
演奏は、ファミコンカセットの端子に息をフッと吹きかけ、頭の上のファミコンに挿してはじまります。オーディエンスに候補を選ばせることも。
知らない曲もありましたが、単純なメロディなのに、8ビットサウンドって心に沁みますね。
最後に自身のオリジナル曲を披露してライブ終了。
◯スポンサーセッション
ソニーとユニティのセッションをみました。
どちらもインデーズ開発者の支援するで〜という内容でした。
◯勇気を出して試遊
いくつか、試遊してみました。
WORLD WAR TITAN FRONT LINE (Mutations Studio)
アートワークがかっこ良くて目を惹かれました。チェスでいう王様が巨人で、回りに剣や銃、トラップを使う兵隊がいて、それを使い分けて相手の巨人を倒す対戦ゲームのようでした。2.5Dのフロントミッションオルタナティブという感じ。
LA-MULANA(NIGORO)
洞窟物語を遊んでいたため、存在は知っていました。PSvitaで出るみたいなので、買ってあそんでみようかな。グラフィックもすごいですね。
Project LIFE(LAND HO! CO.,LTD)
Oculus Riftという傾きセンサ搭載のVRヘッドセットを使用したゲームが幾つか出展されていました。このゲームもそのひとつ。モベリオでヘッドマウントディスプレイの期待は時期尚早であると判断しましたが、やっぱり気になります。このゲームは全方位シューテイングでした。なんだか、視点が金魚すくいに、なんか似ているなぁ、といった感想。
ー今更、エプソンのHMD、モベリオの感想 - smogbom
他にも色々やりましたが、会場に酔ってしまって、いまいち遊び方が分からなかったり、触る時間が短かったりして、イマイチ覚えておりません。
他にも気になったのは、gesuidoという、古いMacOS風のグラフィックのローグライクゲームと、何度見てもどうやって遊ぶのかわからないけれど、グラフィクが非常に素敵なパビリオンというゲームでした。どちらもいつも人がいて、触れませんでした。あとは、ユニティのプレゼン中に紹介されていた、エレメンタルというゲームも興味深かったです。
◯正直、あんまり楽しめなかった
ちょっとコア過ぎたかなあ。
4時くらいには会場を後にしました。
食道楽に走る。
ヨドバシカメラで新製品をチェックしたり、駅の中の人形展を見たりしました。
最後につけ麺食べて、帰宅。
久々の旅だったので、とてもリフレッシュできました。
次回も、気になるタイトルがあれば参加しようと思いました。
講演に関しては、来年もニコニコ動画で放送するなら、それでいいかも。