奥の緑が第一号で、あまりにも工作が稚拙だったので、悔しくて、もう一つ作ってみました。
こちらのアルコールストーブを参考(というか、完全にコピーして)させてもらいました。でも、コピーさせて貰ったというのがおこがましいほど、やっぱり工作精度は低いです。真っ直ぐ定規で線を引くとか、等間隔に穴を開けるとかいう作業をしていると、背中が痒くなって仕方がない。
◯作業風景
参考にしてはいけません。
このアルコールの通り道を強く付けた方がいいのか、それとも弱い方がいいのか・・・
塗装剥がしは、スチールウールより、プラモの仕上げ用の紙ヤスリの方が早い。仕上りはよくないかも。
ピンバイスで穴あけ。特に、画鋲で開けるのと、仕上りの差は無いかも。
JBウェルドで接着。前回は省いた工程です。
耐火接着剤です。
量出しすぎ。
不器用。
だいたい、この重さ位に落ち着くような気がします。2重壁なので、結構丈夫です。
迷子だった電子測りが、旅から戻ってきました。
◯着火実験
燃料10ミリリットル。
前回作ったもの(以下、1号機)は、上部が開放されている為か、強いジェットは発生せず、ゆらりゆらりと火が立ち上ります。2号機の方は、燃料が加熱されると、プシューっと炎がジェット噴射し、炎の大きさも1.5倍で、赤い火が目立ちます。
っと、2号機は火の勢いに比例するように、2分半で鎮火しました。
1号機は、その後をグングン伸びて、5分半で鎮火しました。
◯以上の結果を踏まえて
僕個人の考えとしては、アルコールストーブは、低燃費で安定した立ち上がり(プレヒートを必要とせず、立ち消えしない)することがよく、美しい炎や形状は2の次なので、今回の2号機は、失敗作と言わざるを得ません。
自分の鍋底の直径を考えると、2号機の炎の勢いは強すぎるように思います。
こんなに強力な炎が出るとは思いませんでした。工作の酷い1号機の方が自分にとって、良い性能が得られるとは。
恐らく、火が出る穴が小さいので、余計に外壁と内壁を通る燃料が加圧されてしまう為なのかな? と思うのですが、またいくつかテスト機を作って試してみるとします。
多分、僕が一番欲しい性能を発揮するのは、カーボンフェルトを芯材にしたものの気がするのですが・・・。
追記:どうも、僕は勘違いしてたみたいで、このアルコールストーブは、強火力、瞬間起動を目標にして作成されているみたいで、僕がいくら工作精度を良しても、稼働時間は伸びないみたいです。
読み返してみると、勘違いしたまま、すごい失礼なことを書いています。