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比良山系(武奈ヶ岳)登山(敗退)・1日目

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前回の霊仙山の記事に書いたとおり、比良山地の最高峰、武奈ヶ岳へ登頂すべく、2日間のハイキングを敢行しました。

一週間くらい前の天気予報では晴れでしたが、あれよあれよという間に天気が崩れる予報となり、当日は今年最大の冷え込みとかなんとか。装備と気温を会社の休みに合わせると、今年テント泊する最後のタイミングだったので、とりあえず現地に向かうことにしました。

 

◯装備

アイテムが増えるに連れ、パッキングウェイトは重くなっています。今回は、食料を買い込みすぎた。本と携帯ゲーム機、単眼鏡は、悪天候もあって全く使わなかった。

 

ザックラフバーシ・ハックパック(前までフッケパックと書いてましたが、ムーンライトギアさんの呼び名に統一します):脱・山サコッシュ・プロジェクト邁進中なので、ヒップベルトポケットに加え、新たに、Zパックスのショルダーポシェットベルトポシェットを取り付けました。近いうちにレビューしたいと思います。

 

シェルターHMG エコー2タープ

グランドシート:SOL エマージェンシーブランケット(使用回数がかさんで、ボロボロ)

マットフリーライト ULスリーピングパッド

寝袋ゴーライト ウルトラ20 + フェザーフレンズ ヘリオスジャケット + ワークマンのかっぱ + 冬用の自転車用ソックス

ビビィSOL エスケイプビビィ

 

トレポフィザン トレッキングコンパクト

ビブラム ファイブフィンガーズ

鍋と火器:エバニュー ECA265 & ノマディックストーブ トレッカーウルトラ &  myog アルコールストーブ(詳細は前回の記事にて

クロージング:上は、ユニクロヒートテック・ロンT、綿半袖Tシャツ、ゴアテックスのハードシェル。下は、ユニクロヒートテック・タイツ、綿タイツ、綿ショートパンツ、ワークマンのかっぱ。

その他:携帯、携帯ゲーム機、文庫本、充電池、カメラ、単眼鏡、コンパス、熊鈴、ファーストエイドキットなど。

 

:2.0リットル 炭酸飲料0.5リットル

行動食:ナッツ、カルパス、レーズンチョコ、煮干しを混ぜたオリジナル・トレイルミックス、1キログラム以上! 多すぎ!! 

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ショッパイのと、酸っぱいのと、甘いのが、ローテーションを組み、いい塩梅でした。肉が食いたかったので、カルパスを入れましたが、コレは失敗。匂いがキツくて。

ナッツ、ドライフルーツ、チョコの組み合わせは、かなり良かったです。同時に口に放り込んでもイイ。煮干しとかスルメとか好きなんですけど、これは同時には食べれない・・・。

 

昼ご飯:うどん 1袋(400g・卵 1つ

うどんは冷凍うどんで保冷剤の意味も持たせています。

しかし、天候が悪くて、昼前に登れなかった(後述)ので、これは完全に余りました。

 

晩ご飯:カット野菜・厚揚げ・ささがきゴボウ天・卵・うどん

鍋キューブで一人鍋の予定。うどんは〆でしたが、お腹いっぱいでココでも余りました。

 

朝ご飯クノールカップスープ×2 フランスパン小(ガーリック)×2

 

◯現地到着、土砂降り

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駐車場には、2台の車。登山客ではなく、関西電力の車でした。山で工事中みたいです。

車の中で、上記の行動食となる、トレイルミックスをつくったり、食材の無駄な包装を剥がして軽量化します。

この時は、そんなに雨がキツくありませんでした。

 

さあ、登ろうとした途端、雨脚が強くなります。

少し考えて、一度、温泉(比良とぴあ)にでも入って考えることに。・・・というか、もう帰るしかないと思ってました。

 

◯雨が小ぶりに

お風呂から上がると、雨が小ぶりになっていました。

登山口のイン谷口に戻ると、ほとんどふっていません。

時間は午後1時前でした。

このまま、天気が曇りなら、登ってみようと思いました。地図を確認して、キャンプ予定地の八雲ヶ原までは、2時間半ほどの道のりです。

 

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じめじめとしていますが、雨はほとんど降っていません。写真はiPhoneで撮りました。微妙に曇っているのは、防水フィルムのフロッグマンに入れているからです。

 

地面は濡れているものの、水はけの良い、砂っぽい地面なので登りやすかったです。

 

途中、道に迷い、30分の時間ロス。頭のなかの地図を信じず、分岐点では必ず、地図を確認するようにしなければ。目的地までは、そのまま進んでも行けるのですが、地図に途中、危険マークが付いていました。天候も怪しいので、自分の計画したルートを進むことにしました。

 

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廃止されたリフト跡のあたりで、一度、眺望が開けます。

いい景色。やっぱり登って良かった。

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◯雪

しばらく進むと、斜面に白いものがちらほら。

雪でした。

残雪ではなく、新しい雪のように見えます。そういえば、ニュースで昨日の夜は、今年最大の冷え込みと言っていたような・・・。
釈迦岳へのルートは、時間と天気のことを考えて、巻き道を選択。

カラ岳へ向かうルートに合流するころには、いよいよ白色が目立ちだします。

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引き返す? 自問自答します。この時点で、雪が降っていたら帰っていたと思います。

昨日の冷え込みが影響して一時的に振ったものと、判断しました。天気予報では、回復に向かっているようでした。しかし、その天気予報は町中の予報であり、山の予報ではない、ということを僕は失念していました。

 

しばらく尾根を歩くと、グラインダーの音が聞こえます。

カラ岳山頂付近に、アンテナ塔が建っていて、そこで工事中のようです。

作業員の方に挨拶。登山口の車は、この人の車だったのかもしれません。仕事でここまで登ってこないといけないとは、大変です。

 

カラ岳を尾根伝いに下って行くと、一気に視界が開けます。

そして、一張の自立テント。テント泊は2度目ですが、やっと自分以外でキャンプしている人と遭遇しました。心細さが一瞬で氷解します。

地図上では、ここは僕のキャンプ予定地の八雲ヶ原ではありません。

比良山系では、指定管理されたテント場が無く、テントが張れそうなフラットな場所に節度を守って幕営すればいいようです。なので、キャンプをする場所なら、いくらでもあります。

 

きちんと閉まったテントの膜の向こうからは話し声。

人恋しさがあるものの、直ぐ横に、幕営するのも何ですし、それにココは風がキツそうです。予定していた八雲ヶ原に向かいます。

 

しばらく進むと、視界が一気に開けます。

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唐突に、ココがスキー場跡地である事を理解します。さっきのテントが張ってあった広い場所は、多分リフトの発着場があった所ではないでしょうか。

 

もう少し下れば、八雲ヶ原です。

ヤクモ池が見えます。

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窪地になっていて、その分、風も遮ることができると思いました。

幕営に適した場所を探します。

時刻は4時。途中、時間ロスをしたわりには、予定時刻に到着しました。

 

◯幕営

広葉樹に囲まれた、いい感じの場所に、タープを張ります。

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前回の反省を活かして、強く張ってもペグがクルクル回転して、タープがたわまないように、MSRのグランドホグで、真ん中の2箇所を留めました。 

MSR ミニグランドホグ ステイク 37621
 

値段でビビって買ってないのですが、ダンロップマグネシウムペグが気になる・・・。

HCS(ダンロップ) マグネシウムペグ OGK-3102
 

 

だんだんとタープを張るのにも馴れて来た気がします。

もうひとつ、工夫としましては、寝心地の改善のため、落ち葉を固めて、その上にグランドシートを敷きました。濡れた落ち葉でしたが、シートとマットで断熱しているので、冷たさは伝わらないし、なかなかクッションが効いていました。

 

◯夜ご飯

微妙な時間から登り始めたため、昼食は行動食で済ませてしまいました。

鍋に水を350ミリリットル、燃料は、本当は落ち葉などを使いたかったのですが、完全に濡れていて使えそうにありません。自作のアルコールストーブに40ミリリットルの燃料。水の温度が上がるごとに、食材を少しずつ加えていきます。

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厚揚げは、適当に手で千切って投入。

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味付けは、鍋キューブの鶏うま塩味。

40ミリリットル煮立たなかったので、アルコールストーブが冷めてから、さらに20ミリの燃料を追加しました。

 

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鍋キューブが溶けていい匂いがします。

最後に生卵を投入して、完成。

 

重い思いをして、ここまで持ってきたのが報われる、おいしさでした。

鶏肉か、ごぼう天か迷いましたが、もしもの時のために、加熱されているモノのほうがいいだろう、と判断しました。

結構、ボリューミーで、〆にうどんを食べるはずが、鍋だけでギブアップしました。冷凍うどんは、まだカチカチで、温めるのも一苦労でしたでしょうし。

 

◯眠る

ご飯を食べ終わると、まだ17時にもなっていませんでしたが、辺りは暗くなっていました。雨音、飛行機の音、木の枝が風にあおられている音が大きく響きます。前回は、結構怖かったのですが、多少は慣れたのか、場所が良かったのか、今回はそんなに不安は無かったです。

ほんの数百メートル先に、他の人が幕営しているというのも、あったのかも。

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防寒のため、下はかっぱを着たままで就寝しました。

 

タープは、壁がないので、自然と直に身体が接触する感覚があります。それが怖くて、前回はビビィの中に顔まで埋めて、縮こまっていました。

今回は、吹き込んだ軽い雨粒が、顔に当たる感じ、別に悪く無い、と思いました。

ヘリオスジャケットは、撥水の生地が使ってあるので、フードを被ってしまえば、ほとんど気になりません。

 

1、2時間の短い眠りのあと、目を開くとタープ越しに、月の灯りが差していました。

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 2日目に続く。