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ハイパーライトマウンテンギア(HMG) エコー2タープ

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 ヘネシーハンモックを買ってしまったりして、人生初のシェルターにはなりませんでしたが、とうとう、ハイパーライトマウンテンギア(HMG)さんのタープが届きました。

 

◯ブランド説明

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こことか見ると、ウルトラライトハイキングのムーブメントが1990年代にアメリカの西海岸側で発生し、成熟してきたのに対し、HMGは東海岸側で誕生した、比較的新しいブランドとのことです。アメリカの東海岸側のトレイルの気候が日本に似て湿潤なため、日本で使うにも適しているというのが、日本の販売店のセールス文句のようです。

素材として、雨の多い気候の為か、バックパックやタープにキューベンファイバー(正式名称はCTF3と言うそうですが、なぜかコッチの呼び名が通りが良いです)を使って軽くて丈夫、雨にも強い道具を作っているようです。

バックパックに関しては、ポリエステルフィルムとキューベンファイバーを樹脂でラミネートして一体化した生地を使う事によって、キューベンファイバーの弱点であった突き通しにもある程度耐性を持つようです。

 

◯今回購入したもの

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右から、

タープ付属のスタッフサック:実測 12グラム

タープ本体:実測 254グラム(ガイライン・プラパーツ含む)

リペアキット:タープの破れや穴を補修するパッチとテープです。備えあれば憂いなし!

スタッフサックピロー:実測 30グラム

 

ちなみに、今回は直接HMGから共同購入と言う形で、アメリカから日本への輸送費は全員で折半でした。参考に書いておくと、内訳はわかりませんが、エコー2タープとリペアキット、スタッフサックピローの3点で37,000円程度でした。発注時期がアベノミックス効果で円安になるかどうかの瀬戸際だったので、今の相場とは全然違うかもしれません。

バックパックについては、日本でもオンラインショップで手軽に買えますが、タープについてはハイカーズデポさんでエコー1タープとシェルターシステムが購入できるくらいで、他のシェルターについては、海外通販しかないようです。

 

◯付属のスタッフサック

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スタッフサックとして単品で販売しているものです。スモールサイズかな? 同社のシェルターシステムの床材に使われる厚手のキューベンファイバーが使われているため、頼もしく感じます。

縫製箇所は、最も負荷の掛かるであろう一箇所のみで、他は粘着テープで留められています。この粘着テープが普通に日本で買えれば、MYOGが捗るのですが。

 

◯設置

この日は、世間様も休日でしたので、普段の畑では、農作業されるじっちゃんばっちゃんの目があって、先日ヘネシーハンモックを張った裏山で、無理矢理張ることにしました。

このタープは、シェルター型タープと呼ばれていて、張り方の自由度は本来の長方形タープより低いものとなっています。しかし、張るのに必要なプラパーツ、ガイラインは最初から付いているので、初心者にも簡単に張る事ができます。

タープの他に必要なものは、ペアのトレッキングポールとペグが8本必要です。

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最初に屋台骨となるトレッキングポールを立てます。

開口部は、大体110センチくらいの高さにしておくと、胡座をかいて手前のスペースで調理も可能かと思います。お好みで高くしたり低くしたりして、開放感を取るか、プライバシーを取るか選択すれば良いかと思います。

トレポを設置するリングが前後で色が違い、判別できるようになっています。細やかな心遣い。

 

次にトレッキングポールを立てた方の隅のペグダウンです。

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このように、隅の部分は分厚い方のキューベンファイバーで補強されています。他のメーカーですと、例えばダイニーマXグリッドストップなどを使いますが、同一素材にこだわって使っているみたいです。

プラパーツが最初から付いているのは、便利ですが、破損が怖いと思いました。

 

次は同じ要領で、低い方の柱を立て、隅を同じようにペグダウン。柱の部分のガイラインの方向を並行に、隅の部分は対角の位置にペグを打つと、綺麗に張れると思います。

 

◯設置完了ー外観

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タープと言うと、外から丸見えで、変人御用達(褒めてます)というイメージでしたが、意外と低く構えられているので、覗かない限り、十分なプライバシーは保たれているかと思いました。逆にこれだけ、あけすけだと、見る側もためらうのではないでしょうか。ガラス張りのトイレのように。入り口に上着か寝袋か、グランドシートなどを被せれば女性でも中で着替えれそうです。

 

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隙間はこんな感じです。思っていたよりも、隙間なく張れる感じ。もう少し、バリっと張りたいところです。

 

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入り口部分。

端が微妙に歪曲しているのは、カテナリーカットといって、例えばピンと張った糸が重力によって自然とカーブを描くように、このような端面処理を施すと、タープやテントを皺無く張ることができて、防水にも構造的にも有利になるそうです。そんな理屈抜きにして、美しいじゃないですか! 古代ギリシャの黄金比にしろ、建築家のフランク・ロイド・ライトの言うカンティレバー(片持構造)にしろ、自然を根拠にするものは、どこか人間の心を打つものになるようです。

 

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エコー2タープは2人用のタープなので、十分な広さを持っています。写真のオレンジ色のエスケイプビビィは長さが213センチで、まだ奥にスペースがあるので、全長も十分です。

 

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反対側。

トレッキングコンパクトの最短状態である58センチですが、もっと低くすることもできそうです。しかし、このように風が通り抜けるようにしたほうが構造的には強そうです。

 

◯タグ

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アイテム名が手書きです。このガレージメーカー臭がたまりません。

このタープはシェルターシステムとして拡張が可能なので、そのためのループやパーツがセットされています。ランタンを釣ったり、風でタープが飛ばないように、サーフボードのリーシュコードのようにラインを荷物や木などに結び付けるのに使うのもいいかも。

 

◯接着部分

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中央の接着部分です。テープとパッチで2重の補強がされています。テープなので、シーリング材による防水が必要ありません。これ以上の重量増は無いということです。

 

◯透過度

無着色のキューベンファイバーは、高級素材なのにビニール袋と揶揄されます。結構、中の物を透過します。

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幕の直下だと、これくらい。

 

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30センチも離れると、色の薄いものだと判別出来ません。

 

◯スタッフサックピロー

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使えるのかどうかと考えるとビミョーなのですが、面白いので購入してみました。

通常はスタッフサックとして使います。

裏返して、着替えなど柔らかい物を詰めると・・・

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枕に早変わり!

裏地がフリース素材になっているのです。

 

容量が小さいし、ファスナーの位置も使いにくく、この位置でないと駄目な理由がわからないと使い勝手は良くないと正直、思いました。

 

◯まとめ

少々、記事が長くなってしまいましたが、いかかでしたでしょうか。

少々値は張りますが、僕個人としては、大満足なアイテムでした。

これで、キャンプするに必要なアイテムはひと通り揃ったので、あとはいつ、オーバーナイトするかどうかです。

山行の記事もガンガンアップして行きたいと・・・思います。