読書感想も書いた遊歩大全に、ビノキュラー(双眼鏡)の項目があり、著者はこれに結構な文量を割いていました。
双眼鏡ともなると、おおきく重くなるので、単眼鏡を探してみました。
新品で、とりあえずどんなもんかと、1万円以内で探すと、だいたい倍率は10倍くらいのものがヒットしました。別にスペック厨ではないので、10倍でも構わないですし、あまり倍率が高くなってしまうと、手振れがひどくなり、視界も暗くなるそうなので、この辺りで手を打つかと考えておりました。でも、最後にヤフオクをみてみるか、と覗いてみたところ、購入したのが、コレです。
◯スペック
倍率:20×50(表記には、28×65とありますが、アメリカ国内向けのインチ表記なのだと思います。ちなみに、20が倍率で、50が一番外側のレンズの径です)
重量:本体/実測183グラム
ケース含む/実測207グラム
備考:昼夜兼用レンズ(夜の場合でも、星や月の光があれば、数キロ先まで見えるとのこと)・全天候対応
状態:本体のラバーに擦れた跡があるものの、レンズはピカピカで、使用には問題ありません。
◯見た目
ちょっと野暮ったい感じの迷彩模様です。だが、それがイイ。
覗く方にピント調節が付いています。回転させて調節できます。
◯使用感
考えているよりも、遠くを見ないと、像を結びません。思ったよりも、手振れは酷くないですし、とっても明るいです。10倍率クラスに比べると、すこし大きく、重いのですが、視界はクリアで、とっても気に入りました。
実際、iPhone5のカメラを使ってテストしてみました。
まずは、こちら。
この道の先に、黄色い道路標識があります。肉眼では見えません。
単眼鏡を覗くと・・・
次に、伊吹山の山頂を見ます。
関係ないけれど、冬なので空気が澄んでいて、風景写真を撮るには持って来いですね。
iPhoneのカメラは、広角レンズなので見えませんが、肉眼では山頂に立つ建造物が見えます。山登りに使う時、道の先の状態を見たり、遠くの看板を見たり、普通に景色を楽しむのに使えそうです。