香港のおもちゃ会社ThreeAより、小売店販売用のフィギュアシリーズが届きました。
ThreeAのトイにはいくつかのラインがありますが、これはその中の一つ、アドベンチャーカルテルの中の1体です。
ThreeAという会社は、基本的に自社のオンラインストアでフィギュアや、書籍、アパレルなどの小物を販売し、一部小売店に卸して販売するという方法をとっています。
なぜこのような方法をとっているのか、僕にはよく解りません。転売目的の大口購入を避けてなのか、工場の生産性ゆえなのか・・・。
さて、今回のフィギュアシリーズは、計8体がリリースされました。
昨年の6月より、予約が開始され本来なら去年の12月に出荷予定でした。ThreeAという会社は、利益や生産性よりも、クオリティを優先するため、往々にして告知された出荷よりも遅れてしまうようです。
そのため、今年になってThreeAを知った僕にも何とか入手することができました。
また、今回は小売店専用となり、僕には海外通販で敷居の高い直販では無かったのも助かりました。
ThreeAのフィギュアは、そのクオリティに反して、コストパフォーマンスが良いのですが、それでも約30センチの大きさの1/6スケールのフィギュアです。8体の内、どのモデルを購入すべきか悩みました。
最初に届いたのは、このピナンブラというモデルですが、実は買うつもりがなく、予約していたものでは有りませんでした。このモデルは、ThreeAの代名詞とも言える汚し塗装がなく、また、予約中のモデルに、ピナンプラと同じ頭部(服装だけ違う)の物があったため、スルーするつもりでした。
ところが。
このモデルは、ミニスカートで、素体の足部分が露出しているため、ポージングがしやすいことと、某匿名掲示板のスレッドでも品薄のようだとプレミアム感にも後押しされ、ヨドバシカメラの在庫品を購入しましてしまいました。
因みに今回購入したモデルは8つの内6つです。
すべてレビューしようと考えているので、何を買ったかは内緒です。
それでは、ワクワクのアンボックスから参りましょう!
いつもながら、ボックスアートも美しい!
ぱかっとあけます。
内容物はとてもシンプルです。フィギュア以外に印刷物等はありません。
手に持ってみると、1/6はやっぱりデカイ!
衣装はしっかりと縫製され、鞄のプラスチックバックルや、ポケットのマジックテープ、コートのファスナー、全て機能します。
付属品は、
付け替えようの握りこぶし、彼女の武器となるドクロ爆弾、メッセンジャーバッグです。
ちょっと背徳感におそわれながら、彼女のコートを脱がせます。
手のひらが引っかかるので、取り外そうとしましたが、上手く取り外せず。
無茶して外した結果がこれ。
ちょっと注意が必要です。
スーパーな体型してますね・・・。
続いて、接写。
はっきり言って、美人な顔とは言いがたいです。
けれど、見れば見るほど惹きつけられる、不思議な造形です。
肩にタトゥーがあります。
腕は結構曲がります。
中のTシャツのグラフィティ。なんか、かいじゅうたちのいるところにでてくる怪獣に似ていますね。アドベンチャーカルテルの世界のバンドのTシャツという設定だったと思います。
コートには感心しました。
僕はまだ入手していませんが、ThreeAの別ラインであるポップボットのトゥモローキング達が着ているコートと同じデザインのようです。そのため、この世界には違和感を感じる仕様(刀をしまう背後のポケット等)もありますが、腰のパウダーガードや、裏地のメッシュなど、正に本物がスケールダウンしたかのような細かいディテールが満載です。
最後に、このシリーズ用に購入した、フェイクレザーの椅子に座らせてみました。
ゴージャス!!
とても満足しました!