スリーピングマットやら、ペグやら、寝袋を買っておいて、テントはまだ買っていませんでした。なぜかというと、おもちゃ収集にハマってしまった、というのもあるのです。が、うちには可愛い犬がいて、そいつも今年で8歳になり、考えたくはないのだけれど、やはり命というのはいつかは尽きてしまうもの。テント泊なんかをしてしまうと、それだけ愛犬と過ごせる時間が短くなってしまう。犬をキャンプに連れ出せばいいのですが、ウチの犬は結構やんちゃなので、絶対テントのウォールを切り裂いてしまう・・・とか考えると、日帰りの山登りでしばらく、我慢するか、と考えていたのです。
でもなぜか、冬になって、はっと気がついた。
そうだ、タープがあるじゃないか。
タープというのは、一枚布をストックやガイラインを使ってピンと張ったもので、原始的ですが、軽くて自由度が高い反面、壁が無いので悪天候への適応性は今ひとつ・・・といったものです。
僕はテントの候補としては、床なしテントのいわいるシェルターというやつを考えていたのですが、わざわざ悪天候の中、山登りする気はないので、雄大な自然を感じられるタープと言う選択肢はありかも知れないと考えました。
しかし、季節は冬。ゆっくり商品選びをしようと考えています。
いまのところ、候補は2つ。
一つは、日本のローカスギアさんから発売されているタープ・X・ソロ・シル。
画像は公式サイトよりいただきました。
ぱっと見で縫製とか丁寧そうです。あと、コストパフォーマンスがいい。
最有力候補。
もう一つは、アメリカのブルックスレンジのウルトラライト ソロタープ。
独自工程を施したシルナイロン製で、驚きの軽量を実現。
タープは、ぶっちゃけ一枚の布に、ループを追加しただけのものなので、価格も安いし、いろいろ試せそうです。
あと、トレッキングポールを今年、伊吹山に登った際に忘れていってしまい、購入を考えています。タープを設営するとなると、2本は必要です。
候補として考えていた、ゴッサマーギアのLT4がむちゃくちゃ美しくて、欲しくて堪らないのですが、残念ながら、個人輸入しか方法は無さそう。オークションで中古でもいいいから出品されないかしら。ちょっとモデルチェンジしたようで、ポール自体に模様がつきましたが、前のほうがよかったなあ。
2段伸縮みたいで、収納時の長さが結構ありますが、ほかとちょっと違うというのが僕はうれしい。
さらに、ブルックスレンジのタープのリンク先であるムーンライトギアさんで、新たにラインナップ入りしたラフバーシ ハックパックチン。
どことなく、モノリスな佇まいが建築っぽいと思っていたら、オーナー兼デザイナーが元建築デザイナーだそうです。もう、ソールドアウトしてしまいましたが、ムーンライトギアさんとコラボした、日本の環境に合わせて耐久性のある生地で特別に作られたモデルがありますが、僕は、シルナイロンの通常バージョンの方が好きです。パンパンに詰めてムチッとした質感を愛でたい。
・・・と、ざっとほしいものを並べると、結構な値段になりそう。
冬で良かった・・・。