smogbom

蒐集/レビュー/散財。アートトイ,ThreeA,ソフビ,民藝。ウルトラライトハイキング。Giant MR4r。Apple,Mac,iPhone。

PSPの新しいヤツ買ったった!

ドーン!!

・・・嘘は付いていない。
見えている地雷と言われていたPSP goを買いました。
生産終了しているので、中古です。
でも、結構ピカピカです。

どうしてVITAが出たばかりの、この時期に買ったのか。
それは、VITAが大きすぎたから。それに、過去のゲームが遊べるアーカイブスの機能がまだ未対応だったからです。

PSP goの敗因って何だったのでしょう?
僕には良い点だったのですが、液晶画面の大きさが挙げられるでしょう。
でも、僕にとって携帯ゲーム機のサイズ感ってこのサイズなんです。
VITAの大きさは、僕にはちょっと、ぎょっとなってしまう。外には持ち出せないです。

僕の持っている携帯ゲーム機は、ゲームボーイミクロ、DS、3DSとあるのですが、この中でも、ゲームボーイミクロが一番好きです。

この、凝縮感がなんとも言えません。
”美しい”という言葉は、日本の古語までたどると、その意味には、”小さい”と”可愛らしい”が含まれていたそうです。
つまり、その2つは古来より日本人の心の琴線に触れる要素だったようです。そして、ウォークマンという、小さくて可愛らしいガジェットを生み出したソニーが、かのようなデカイ携帯ゲーム機を発売するとは!

なので、僕はVITA Lite的なものが出るまで待つつもりです。

PSP goの敗因2は、本体とダウンロードソフトの価格にあったように思います。
発売当初、26800円という高価格設定は、もちろん16GBのフラッシュメモリを搭載していたことも起因していたと思いますが、理由の一つに仮想敵として、iOSデバイスを設定していたことにあると思います。
異論あるとは思いますが、現在、AppleのiPod touchは世界で最も普及しているゲーム機とApple自身は謳っています。
多分、当時のソニーはその状況に危機感(あるいは、マト外れなチャンス)を感じ、PSP goを開発したのだろうと思います。

しかし、同じゲーム機であるDSやPSPとの価格差や、UMD版のソフトとダウンロード版ソフトの価格差と、リセールスや借り貸しの利便性を考えると、上手なビジネス展開は難しかったようです。

この段取りの悪さは、現在の日本の電子書籍と実際の本の価格差、”自炊”の問題、ガラパゴスという自虐的なネーミングでパッと現れ消えていきつつあるガジェットにも見えます。
ナップスターで痛い目を見て学習したアメリカに比べ、日本は何度同じ轍を踏めば気がすむのでしょうか?

話をPSP goに戻すと、現在、本体価格は生産終了に付き、2万円を超えるプレミア価格でやり取りされている場合もありますが、底値は13000円くらいです。保証も切れ、フラッシュメモリやバッテリの寿命を考えると、安いとは言えませんが、僕には十分魅力的なゲーム機に思います。

ソフトウェアの価格も、初代PSのソフトなら、600円程度からと嬉しい価格帯です。例えば、真・女神転生1は、ゲームボーイミクロでやろうとすると、中古でも7000円くらいします。アーカイブスだと1000円です。

PSPのダウンロードソフトも、廉価版化やプライスダウンが行われ、リセールス品と比べても変わらない価格になりました。また、VITAが発売されたことで、持っているソフト(で対応しているもの)なら、ダウンロード価格が安くなるというオプションも登場しました。

PSP goは、僕にとって今が旬です。
小型化されたPS oneやPS2のように、次世代機が出た後に、お値打ちな価格で、新しい魅力を提案するマシンとして登場させたほうが、PSP goは評価されたかもしれません。
ゲームボーイミクロのように。
おそらく、商業的にもゲームボーイミクロ程度の成功しか望めないでしょうが。

現在、初代グランディアをやっています。
昔、セガサターン版で霧の森でデータが飛んでやめてしまったので、続きが楽しみです。
分かる人は分かると思いますが、今、ドム遺跡の入口で、水魔法のサドマゾ修行中です。
別名、サイヤ人式苦行というか、悪童日記式訓練と言うか。
後者は全然違うか。