*この記事は、昨年の7月に着手し、その後放置されたものです。勿体ないので、無理矢理オチを付けて公開します。
Nintendo switchの夏の目玉ソフト、スプラトゥーン2をはじめました。
いわゆる負けハードだったWii Uでしたが、前作スプラトゥーンの評価はとても高かったようです。
スプラトゥーンは、第三者視点のガンシューティングゲーム……サードパーソン・シューティングゲームというジャンルです。
この手のゲームの舞台背景は、第二次世界大戦など実際の重火器を使った場合が多いのですが、スプラトゥーンは人類が滅亡した後、人のニッチ(生態的地位)を占めるまで進化したイカたちによる、陣取りスポーツという設定です。
この舞台設定の画期的な部分は、勝敗を相手の倒した数ではなく、水鉄砲やブラシで塗った総面積で決めるという点です(ほかのルールもある)。
FPS、TPSで嫌われる行為として、チート行為の他に敵に倒されるのを恐れて物陰に隠れてゲームに何ら関わらず、数的不利な状況をつくる……いわいる”イモる”(芋のように閉じこもるという意味と思ったら芋虫からきてるようです。)という行為がありますが、スプラトゥーンでは、そういう人やこの手のジャンルが苦手なひとも、極力敵を避けて隠れて塗っていくという事ができ、勝敗に関わることが出来ます。
もう一つは殺し合いの殺伐としたゲームに対する批判を上手に回避している点。ゲーム会社は、こういう批判を表現の自由を盾に回避しているのですが、むしろその回答は表現の限界をつくっていたような気がします。一方で、そういう批判をする人は、規制だの責任転嫁する前に、そんなゲームに惹かれない子供に育てていきましょう。
実際にやる前にちょっと構えていた部分がありました。
私個人の思い出として、任天堂製のガンシューティングといえば、N64の007ゴールデンアイですが、よくお泊りで徹夜で遊ぶことがありました。
これが僕はとても苦手で。
打ち合いになると常に打ち負ける上、相手はリスポーン地点を熟知、あらかじめ用意された爆弾によって瞬殺されるものですから、不貞腐れて寝たふりとかよくしていました。
こんな僕がイカしてないと言われれば、そのとおりです。
野外イベントで、ノリノリで踊ったり出来ませんし、男女入り乱れて体液をぶっかけあうなんて、軟体世紀の風紀は乱れきっております。
現実の己とのギャップに、なんだか尻込みしてしまうのでした。
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