フィリップ・K・ディックのSF小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を原作としたリドリー・スコット監督の「ブレードランナー」続編、「ブレードランナー2049」を見てきました。今回の監督はドゥニ・ヴィルヌーヴ、「メッセージ」の監督さんみたいですね。
前作ブレードランナーが原作から設定や展開が異なり、「舞台設定を拝借した」という感じでしたので、今回もそういう感じなのかな? と思って監督交代も安心していました。自分自身、前作はうろ覚えでしたし、前日談のアニメーションだけ見て鑑賞しましたが、その状態でも十分楽しめました。追記:製作総指揮はリドリー・スコットなんですね。あと、短編も全部で3つあるようです。リサーチ不足。
人造人間レプリカントが製造された近未来。レプリカントは人間と同じ見た目、自我を持ちますが、逃亡したり人類を害したりするような思想をもった者を処分するための捜査官「ブレードランナー」のお話です。
映像、音楽、ストーリー、演出、とても素晴らしかったです。
3時間近い長い映画ですが、一瞬も退屈することなかったです。
漫然とした鑑賞だと、何が言いたいのかわからない……となりそうですし、勧善懲悪のわかりやすいエンターテイメント作品でもありませんでしたが、とても好きな映画になりました。
以下ネタバレあり。
鑑賞していない人はここまでにしておいてください。
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